2026.08.11
【レター】「介護って、これでいいのかな?」と思った日
「介護って、これでいいのかな?」
そう思ったことはありませんか?
畑中直美です。
前回の記事で、
58歳から専門学校に通っていた話をしました。
今日は、その続きを少しだけ。
介護の仕事をしていた頃、
「これでいいのかな?」
と思うことがありました。
ご利用者さんのために、
一生懸命やっている。
でも、
なんとなく違う。
そんなふうに感じることがあったんです。
でも、そのときの私は、
何が違うのか、わかりませんでした。
「なんとなく違う」
ただ、それだけ。
「何がどう違うの?」
と聞かれても、答えられない。
自分でも説明できないから、
誰かに話すこともできませんでした。
だから、
知りたかったんです。
介護のことを。
ちゃんと知りたかった。
認知症のことも知りたかった。
そして、
正しい知識と技術と、その根拠を知りたかった。
なぜ、こうするの?
なぜ、これはやってはいけないの?
今まで「こうするもの」と思っていたことにも、
きっと理由がある。
その理由を知りたかったんです。
それで、58歳から学校に行きました。
若い人たちに混ざって、
授業を受けて、
テストを受けて、
実技もしました。
大変でしたよ(笑)
でも、
勉強していくと、
「ああ、そうだったんだ」
と思うことが、たくさんありました。
実技をやってみて、
「だから、こうするのね」
とわかることもありました。
今まで、
「なんとなく違う」
と思っていたことが、
「だからだったのか」
と、少しずつつながっていく。
そんな瞬間が何度もありました。
そして、
「ああ、私はこれが知りたかったんだ」
と思いました。
感覚だけではなく、
ちゃんと説明できるようになりたかった。
「私はこう思う」だけじゃなくて、
「こういう理由があるんです」
と言えるようになりたかった。
だから、
知識だけじゃなく、
技術も。
そして、
根拠も。
学校で学んでいくうちに、
知識って、
誰かを責めるためのものじゃないんだな、
と思うようになりました。
「あの人のやり方は違う」
と言うためじゃない。
自分が迷ったときに、
「どうするのがいいんだろう?」
と考えるため。
そして、
ご利用者さんにとっても、
自分にとっても、
安心できる方法を選ぶため。
そのために、
知識や技術や根拠があるんだな、
と思ったんです。
今振り返ると、
58歳から学校に行ったことは、
私にとって大きな一歩でした。
最初は、
「わからない」
から始まったんです。
だから、
知りたかった。
知っていくことで、
「ああ、そういうことだったのか」
とわかるようになった。
そして、
わからなかったことがわかると、
少し安心できる。
私は、学校でたくさんのことを知りました。
そして、
知ることが安心につながることも知りました。
あなたにも、
「なんとなく、これでいいのかな?」
と思ったことはありませんか?
もしかしたら、
その「わからない」が、
何かを知るきっかけになるのかもしれませんね。
🌻
次回は、
学校で学んで、
「えっ、そうだったの?」
と驚いたことを、
一つお話ししてみようと思います。
今日も最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。