2023.08.03
レアな介護体験をして
【私へ】
病院で配属された部署の職員さんとの人間関係にメンタルがついていかなかったのだと気が付きました。
介護ボディケアセラピストとして
🍀委託:デイサービス、ショートステイ、特養
🍀職員:ショートステイ
介護施設でのボディケアでは、利用者様に「気持ちがいい、この手の温かみがいいの」と言っていただけました。
ショートステイでは、職員さんと励ましあったりねぎらいあったりしていました。利用者様にじっくり向き合って介護ボディケアをしながら会話を重ね、悩みを打ち明けられたり、言語障害のある方の言葉を引き出したりしていました。
🏥看護補助者(精神科メインの🏥認知症治療病棟介護士)
介護ボディケアをしていて、ヘルパー2級の資格をいかしてもっと寄り添いたいと思い、介護士🔰の世界に飛び込みました。
独語と自傷行為のある方の目を見つめ手を握り『大丈夫。私がいるから大丈夫。私が守るから大丈夫』と他の職員さんがいない時にこっそり続けました。すると、目を見つめて手を差し出すだけで、患者様が手を伸ばして『あんたに助かっている』とニコニコされるようになりました。
耳が遠く独語も大きな声だった方は、耳元で話しかけたら他の職員さんに『余計に興奮するから話しかけるのをやめて』と言われましたが、目を見つめて話しかけていたら、目が合った時に頷くと頷き返してくださるようになりました。最終日の帰り際、手を振ると振りかえしてくださいました。
他にも『興奮して殴る時があるから気をつけて』と言われていた患者様たちに目を見つめて話しかけていたら、殴られることは一度もありませんでした。
ただ、業務が多すぎてなかなかゆっくり話しかける事はできませんでした。そして、業務を覚えきれずテキパキ動けず、怒られてばかり。
その部署は新人が辞めていくようなところで、私も職員さんとの人間関係のストレスが体調にきて、辞めました。
友人たちにアドバイスを頂き、辞める前に看護部長にしっかりその部署の現状を伝えました。『ここに家族を入院させたいと思えるような病院になって欲しい』という思いを込めて伝えました。その部署は問題のある職員の異動を考えていたようです。
いいこともありました。介護士として初めてのおむつ交換をして、全く苦にならないという発見がありました。
患者様とのコミュニケーションも楽しくできましたが、職員さんとはいい関係を築けませんでした。
ずっと一対一で、丁寧に目の前の方と向き合ってきたセラピストには、辛い職場でした。
《人間の尊厳とは》や《虐待》特に《心理的虐待》について、調べ勉強になりました。
出張ボディケアのお客様に「ぜひ、介護福祉士の資格をとって」と言われたり、おばに「介護が必要になった時、お願いね」と言われて、介護福祉士の資格を取りたいと思い始めていました。
そして何より、《岐阜県看護協会西濃支部のリフレッシュ研修の講師》を引き受けたので、この研修が終わるまでは、何があっても辞めないと決めていました。それが支えでもありました。
これらは、サロンワークとWワークで続けてきましたので、この学びはサロンワークに活かせています。
介護の世界は人手不足でストレスが多いと感じましたが、高齢者の方とのコミュニケーションは楽しくできたので、これからどうするか、ゆっくり考えましょう。
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