幼馴染と電話で話した。

元気そうだ。

近々、結婚するらしい。

40で結婚するんだぁ

今までどうしてたんだろう？

同級生だから、私も40かぁ。

今度、会おうとなった

なんだか照れくさい

そして、ドキドキする。

目が覚めた。am1:03

彼は19歳で止まっている。

私は40をとうにすぎた。

今日は彼の命日（あたり）。

父の突然の死の3ヶ月後、

バイクで帰省する途中の

やはり突然の出来事だった。

明日はお墓参りをして

お盆のお飾りを片付けよう。

そして、彼のお墓にも参ろう。

そういえば、母にも会えた。

母の命日も今日ではないか。

とにかくこんな夢は初めて見た。

ほとんど夢なんて覚えていない私。

お盆だからか

半分青いのせいなのか

中学のクラス会があったからか

大人の彼に会いたかった。

思い出すのは父の死んだ夜

明け方までずっとそばにいてくれたこと

後から聞いた話だが、

電車を乗り継ぎ

大垣駅からは1時間の徒歩

東北の大学だったから

いったいどれくらいの時間が

かかったことだろう

明け方までそばにいてくれて

さぞかし疲れていたことだろう

なぜそうなったのか

どんな会話をしたのか

よく覚えていない

たわいもない会話

学生生活とか？

いったい何を話していたんだろう？

ただ父の死の話題を

さけていたことだけは覚えている。

ただ単に帰るきっかけを

失っていただけなのかも

しれない。

そして、父の告別式が

彼に会った最後となった。

次に会った時は

もう話せなくなっていた。

また話したいな。

近所の同級生でまたいとこへ。

さて、もうひと眠りしよう

【まごころ質問】